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年賀状に使う写真の選び方【送る相手に応じたマナーも解説】

写真をパソコンで選んでいる画像
年賀状のデザインは、干支やお正月の縁起物イラストを使ったものが昔からの定番です。
スマホで写真を撮ることが当たり前になった近年では、写真年賀状(写真入り年賀状)も主流となっていますよね。

ですがいざ写真年賀状を作ろうとした際に、どれにしようかと写真選びに悩んでしまったり、選んだ写真がキレイに印刷されるか不安になったりすることはありませんか?

今回は年賀状に使う写真の選び方をさまざまな角度から解説!
使いたい写真がない場合の準備アイデア、送る相手に合わせた注意点、印刷に必要なサイズ、キレイに印刷される写真選びのポイントなどについて、詳しくご紹介していきます。

01. 年賀状に使う写真はどう用意する?

年賀状を手にしている画像

みなさんは年賀状に使う写真をどのように用意しますか?
写真の準備段階でお悩みの方へ、用意する方法についてご紹介します。

スマホで撮りためた写真から選ぶ

近年では、デジタル一眼レフに劣らない画質の写真をスマートフォンで誰でも手軽に撮影できるようになりました。
日々撮りためたスマホの中にある写真から、お気に入りの一枚を選んでみてはいかがでしょうか。

お子さんがいらっしゃる方は、日々その成長をスマホで撮影される方が多いですよね。
またペットを飼っている方も、かわいらしい姿を捉えるためにたくさん写真を撮りためているのではないでしょうか。

人物以外でも、旅行先の景色やなにげなく撮影した一瞬の風景を、この一年の思い出のひとつとして年賀状にしてみるのもよいでしょう。

写真館で撮影した写真を使う

お子さんがいらっしゃるご家庭では、生誕時や七五三入学などの節目に写真館で撮影をする方が多いですよね。

プロの写真はやはりキレイに撮影されていますし、写真館で用意された撮影セットをバックにした写真や、ロケーション撮影などで非日常の雰囲気が出ている写真は、年賀状に使うと大変おしゃれです。

お子さんだけでなく家族全員の写った写真だと、よりダイレクトに近況を伝えることができ、年賀状で送る相手にも喜ばれます。

他にも成人された方なら前撮りで撮影した振袖や袴姿の写真、ご結婚された方ならウエディングフォトで撮影した写真もあるでしょう。

ぜひ、素敵に撮影してもらった写真は年賀状に使いたいですね!

写真素材を利用する

自分で撮った写真では自信がない、という方や、人物の写真よりは風景の写真が好みの方などは、web上で販売や配布されている写真素材(ストックフォト)を利用してはいかがでしょうか。

年賀状によく使われる人物以外の写真の例をあげてみました。

  • その年の干支の動物や、鶴や亀などのおめでたい動物の写真
  • お正月の縁起物である鏡餅やだるま、扇などの写真
  • 初日の出を思わせる朝日の写真、富士山の写真
  • 季節感のある写真(雪、梅、椿、南天など)

ストックフォトは無料のものもあれば、月額のチケット制で何枚かダウンロードができるもの、単品で購入できるもの等、様々あります。

準備する時には、画像のサイズに注意しましょう。 サイズが小さすぎると、印刷が荒く、ぼやけた写真になってしまう可能性があります。

サイズについては後述しますので、参考にしてみてください。

年賀状用に写真を撮影する

撮りためた写真のなかにお気に入りがなかった場合は、改めて年賀状用に撮影をしてみてはいかがでしょうか。

家族写真の場合

写真館に家族写真を撮影依頼するのもよいですが、スマホでも十分印刷に使用できる写真が撮影できます

ご家族なら、スマホとスマホ用の三脚を用意して全員で撮影するのがおすすめです。

ご自宅内での撮影だと、普段暮らしている様子も伝わりますね。
時間帯は日中、自然光を利用して窓際などで撮影すると明るい印象に。
家の中ならではの、寝っ転がった構図なども面白い年賀状になりそうです。

家族が家の中で寝転がっている画像

屋外なら、天気の良い日に公園などの緑の多い場所で撮影するのも素敵ですね。
服装を揃えたリンクコーデにしてみたり、家族で同じポーズをとったり、色々な工夫ができます。

白いTシャツとジーンズを着て公園で佇む家族の画像

干支のモチーフを取り入れて撮影するのもよいですね。
ちょっとベタですが、お子さんが干支をイメージした服装や被り物などを着た姿や、ぬいぐるみなどを持っているだけでも年賀状にぴったりの写真になります。

ペット写真の場合

みかんや鏡餅の置物など、お正月小物を使ってペットと一緒に写真を撮影すると年賀状らしい写真になります。
お正月小物は小さなものなら100円均一ショップでも入手できるので、手軽に準備ができます。

鏡餅と猫の画像

また、最近はペット用にも干支をモチーフにしたウェアが販売されていますよね。
ペットの可愛さとお正月のおめでたいイメージで、送る相手にほっこりしてもらえそうです。

風景写真の場合

家の周りを散歩して、気になったものを撮影してみてはいかがでしょうか。
例えば、、

  • 花や草木(緑や紅葉)
  • 空、電線、鉄塔
  • 公園の風景や、ベンチやぶらんこなどの遊具、階段
紅葉と鉄塔と空の画像

家の中のお気に入りのインテリアなどを撮影するのもおすすめです。
例えば、、

  • キャンドルや花瓶
  • ドライフラワーや観葉植物
  • マグカップやグラスなどのテーブルウェア
キャンドルとドライフラワーの画像

わざわざ遠出をして風景写真を用意しなくても、自分の好きなものを集めて撮るだけできっとあなたらしい年賀状になります!

02. 送る相手に失礼のない年賀状用写真の選び方

年賀状に使う写真を選ぶ際、「誰にどんな写真を送るか」ということも重要なポイントです。

写真によっては相手に失礼になることもありますし、そもそも写真入りの年賀状がふさわしくない場合もあります。

送る相手に気遣った写真の選び方のポイントをご紹介します。

子ども・赤ちゃんの写真は特に注意

新年の始まりに送る年賀状で、成長した子どもの姿を近況として伝えたい、という方は多いでしょう。
また、新しい家族の誕生報告として、赤ちゃんの写真も定番ですよね。

ですが、下記のようなパターンがあることに注意しましょう。

子どもに興味がない

子どもの写真で年賀状を送られてきても、「つまらない」「ただの親の自己満足」と思われてしまうことがあるようです。

特に子どもと直接会ったことがない相手だと、そもそも子どもに興味がない可能性が高いです。

せめて、子どもだけではなく、家族全員で写っている写真なら自分の近況として伝えることができるでしょう。

子どもがほしくても出来ない

事情があって子どもを育てることができない方や、不妊治療などを受けている方にとっては、知人の子どもでも写真を見ると「見せつけられている」と恨めしい気持ちになったり、自身の現状が辛くなってしまうことがあるかもしれません。

付き合いの浅い相手などには、子どもの写真は避けるべきでしょう。

仕事相手や上司

ビジネスで付き合いのある相手に、自分の家族や子どもの写真で年賀状を送るのは控えましょう。

そもそもビジネス相手へは今後も仕事でお世話になる挨拶として年賀状を送るのですから、プライベートな写真はNGです。

上司の場合は、公私ともに付き合いのある方なら自分の家庭の近況を伝える意味もありますが、相手との関係性を考慮して送りましょう。

送る相手に応じて年賀状デザインを選びましょう

年賀状は一年のはじめに送る挨拶状です。
受け取った相手が不快にならないよう、注意が必要です。

大切なのは、相手のことを考慮して年賀状のデザインを選ぶことです。

子どもや家族写真は、送っても失礼のない相手にだけ送るのがおすすめです。

ビジネス相手であれば、フォーマルなイラスト年賀状にするか、写真入りの年賀状を送るなら、お正月らしい風景写真や縁起物の写真を選びましょう。

03. 小さすぎるとNG!年賀状に使う写真の最適サイズ

写真を使って年賀状を作成する際、印刷サービスの作成画面で「サイズが足りません」などとで注意が出てきたり、自宅のプリンターで印刷をした際に画像がぼやけてしまったことはないでしょうか。

写真をキレイに印刷するには、印刷に適した画像サイズがあります。

ここからは年賀状の写真選びの際に重要な「適切なサイズ」について、詳しく解説します。

解像度とピクセル

よく「解像度が低いとキレイに印刷できない」と言われますが、「解像度」とは、「dpi」(ドット・パー・インチ)という単位で表現される、画像の密度のことを指します。

具体的にはデジタル画像において、1インチの中に点(ドット)がいくつ入っているか、の数値を示すものです。

もうひとつ、画像のサイズを示す「ピクセル」(pixel)という単位があります。

デジタル画像は小さなマス目が集合して構成されています。
パソコンで画像を見た時に、かなりの倍率まで拡大をすると、いくつもの色や明るさが違う四角いマス目が隣り合わさっていることがわかりますよね。

「ピクセル」は、このマス目を指しています。1ピクセルとは、このマス目ひとつ分のことです。

1ピクセルの大きさは、「解像度」の数値によって異なってきます。

「解像度」が高いほど、1ピクセルのサイズが小さくなり、画像の色や線などを滑らかに表現することができます。
逆に、「解像度」が低いと、画像を構成するマス目が大きくなり、画像が荒くなってしまう、というわけです。

解像度の比較画像

年賀状印刷に必要な画像のピクセル数

一般的に印刷物をキレイに表現するために必要とされるdpiの数値は、300〜350dpiと言われています。

年賀はがきのサイズは実寸で縦148mm×横100mmです。
はがきのサイズを「300dpi」の解像度でピクセル数に換算すると、1748ピクセル×1181ピクセル(横長の場合は1181ピクセル×1748ピクセル)となります。

もし、はがきの全面に1枚の写真をキレイに印刷したいとなると、上記のピクセル数以上の画像が必要です。

スマホで撮った写真で足りる?

スマートフォンのカメラや、デジタルカメラで撮影できる写真について「画素数」という言葉で説明されますが、画素数=ピクセルの総数を指します。

上記でご紹介したはがき全面に必要なピクセル数を計算すると「1748×1181=2,064,388」なので、画素数は約200万、ということになりますね。

ここ数年に発売されたスマートフォンなら、おおよそ800万〜1200万画素のカメラが備わっていますので、特に心配する必要はないでしょう。

注意が必要なのは、人から送ってもらった写真を使う際です。

撮ったそのままのサイズは容量が大きいため、送る方がメールやSNSメッセージで添付する時にサイズを縮小した上で送付している場合や、ダウンロードの際に小さなサイズで保存されてしまうことがあります。

写真をレイアウトする前に、サイズを確認するようにしましょう。

また、ストックフォトなどを使用する際も、サイズに注意して購入やダウンロードをするとよいでしょう。

04. キレイに印刷するための写真選びのポイント

実際に印刷をすると、思ったよりも暗かったり、色がキレイに印刷されなかったり、画面で見ていた時とは違う仕上がりだった、ということはありませんか。
ここからはキレイに印刷できる写真の選び方のポイントをご紹介します。

ピントがあっている写真を選ぶ

写真選びで大事なことはまずひとつ、対象物にしっかりとピントがあっていることです。

家族写真であればもちろん人物に、ペットであればペットの表情、風景や植物などの場合も、背景はぼやけていてもメインの建物やお花などにピントがあった写真を選びましょう。

【NG】人物ではなくシャボン玉にピントがあっている

シャボン玉で遊ぶ子どもの画像

【OK】背景はボケているがメインの花にピントがあっている

青い花のアップ画像

光の当たり方が均一の写真を選ぶ

アーティスティックな雰囲気の写真として捉えることもできますが、人物であれば顔に影がかかっていたり、服の色柄などが暗くわかりづらい写真はやはり残念です。

逆に影がなくても、光が強く当たっているものは対象物が白飛びして見えてしまいます。

人物やペットなど、対象物に均一に光が当たっている写真を選びましょう。

【NG】顔に陰がかかっている(夕方の屋外などは注意)

車の前でペットの犬を抱く夫婦の画像

【OK】光が均一に当たっている(障害物がない屋外の日中がおすすめ)

広場で走る犬の画像

下記をポイントに写真を選んでみましょう。

  • フラッシュを使っていない
  • 逆光ではない
  • 全体的に明るめだが白飛びはしていない

コントラスト強めの写真を選ぶ

明るさのほかに気を付けるべき点は、写真の色の濃さ、すなわちコントラストです。

例えば、白っぽい壁を背景に白っぽい服などを着ている写真は、輪郭がはっきりせず印刷した際にぼんやりした印象になってしまいます。

青空などがバックで人物と色の濃淡がはっきりしていて、鮮明に写っているものが印刷時にキレイに仕上がるのでおすすめです。

【NG】衣装も背景も白だとぼんやりしてしまう

白いタキシードの男性とウエディングドレスの女性の画像

【OK】コントラストがはっきりとしている

広場で遊ぶ子どもと母親の画像

まとめ

年賀状に使う写真の選び方について、ポイントを下記にまとめました。

POINT
  • スマホで撮りためた写真や写真館で撮影した写真が最適
  • ストックフォトを利用したり、改めて撮影するのもあり
  • 送る相手に応じて写真を選びましょう
  • 1748ピクセル×1181ピクセル以上のサイズの写真がおすすめ
  • ピントのあっている・光の当たり方が均一・コントラスト強めの写真がおすすめ

送る側も受け取る側も嬉しくなるような写真年賀状作りに、ぜひお役立てください。

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